イベント情報
大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にて
Hello!おもてなしジュニア開催決定!小中学生の参加者募集!!

世界中からのお客さまと盆踊りや折り紙、紙相撲を楽しみながら、日本文化で「おもてなし」をしませんか!
大阪・関西万博には世界158の国と地域から出展しているので、会場には世界中からのお客さまがお越しになります。日本にいながら世界中の方と直接触れ合えることができる絶好のチャンスです!事前研修もあるので英語が話せなくても安心して参加できます。参加費は無料です。小中学生の皆さんの参加をお待ちしています !
企画背景と目的
近年、訪日外国人観光客の増加により、日本各地で異文化交流の重要性が高まっています。日本の子どもたちにとっても、外国人と直接触れ合う機会を持ち、グローバルな視野やマインドを育むことがこれまで以上に求められています。従来の学校教育だけでは養いにくいコミュニケーション力や非認知能力(自主性・協調性・思いやり等)を伸ばすには、実体験を通じた学びの場が必要です。
一方、日本を訪れる外国人旅行者は増え続けていますが、外国人旅行者が日本の子どもたちと交流し日本文化を直接体験する機会は限られています。大阪・関西万博(2025年)の開催もあり、訪日客に対する「日本らしい体験」の提供は観光先進国として重要なテーマとなっています。こうした中、小中学生が日本文化を介して外国人を「おもてなし」をする「Hello! おもてなしジュニアプロジェクト」は、子どもたちの成長と訪日観光の質の向上の双方に貢献する取り組みとして誕生しました。
「Hello! おもてなしジュニア」とは?
Hello! おもてなしジュニアプロジェクトは、小学生・中学生が外国人観光客に対し、日本の伝統文化を通じて交流し、おもてなしをする機会を提供する体験型国際交流プログラムです。折り紙や盆踊り、紙相撲といった日本文化の遊びを子どもたち自らが外国人に教え、一緒に楽しむことで、言葉の壁を超えた心の交流が生まれます。
特徴は、子どもたちが「日本文化の小さな大使」として「おもてなしの主役」となり、簡単な英語やジェスチャー、そして笑顔で「おもてなし」をすることです。たとえ流暢に言葉が話せなくても、折り紙を折る手つきを見せたり、「一緒にやってみよう!(Like this!)」と明るく誘ったりする中で、心が通じ合えた喜びや達成感を味わうことができます。外国人旅行者にとっても、観光地を巡るだけでは得られない、日本の子どもたちとの触れ合いは、旅のハイライトとなる貴重な思い出となっています。
本プログラムは単なる交流イベントに留まらず、子どもたちに自信と国際感覚を育みます。「自分にも外国の人を喜ばせることができた!」という成功体験は、将来さらに世界に目を向けるきっかけとなり、グローバル人材育成の土台を築きます。また、日本文化を再発見し誇りを持つ機会にもなり、地域コミュニティに活力を与える側面も期待されます。
「Hello! おもてなしジュニア」の事前研修の様子
研 修
おもてなし研修
大阪の歴史
折り紙の折り方
踊りダンスの踊り方
おもてなし大使に任命
おもてなしBOSAIジュニア研修
本番スタート!
折り紙の説明と実践
折り紙をうちわに貼り付ける(踊りの道具)
みんなで一緒に踊る/記念撮影
「Hello! おもてなしジュニア」
参加者の感想

海外からの観光客
- 今日はとても楽しかった!こどもたちが先生をしてくれて最高だった!
- 折り紙がとても楽しかった。
- 日本の子どもたちとの交流で、自分の子どもも喜んでいた。
とても良い機会だった。 - 家族連れには最高のイベントだった。
- 次回の訪日の際にもまた参加したい!

参加した日本の小中学生
- もっとコミュニケーションを楽しみたいから英語をやりたいと心から思った。
- 海外の人に声をかけてもらってうれしかった。
- 3か国くらいの人と折り紙をした。面白かった!
- 盆踊りを教えてあげられて楽しかった
- またやりたい!

参加児童生徒の保護者
- 思っていたより、こどもたちが積極的で驚いた。
- 子どもたちがとても楽しんでいた。
- 親子ともども、英語を勉強しないといけないと思った。
- 子どもがおもてなしをしているので、海外の方も皆さんやさしく接してくれてよかった。
- すごく良い機会!直接海外の人と会って話をするなんて普段全然ないからすごく良い。
過去の実施
第8回2025年4月26日
会場:大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン
第9回2025年6月14日
会場:大阪・関西万博 大阪ヘルスケアパビリオン
実行委員会について
会長挨拶
Hello! おもてなしジュニア
プロジェクト実行委員会
会長 溝畑 宏
(公益財団法人 大阪観光局 理事長)
Hello! おもてなしジュニアに寄せて
私はこの取り組みを通じて2つのことを皆様に感じてもらいたい、そして行動してほしいと願っています。
ひとつは「世界に目を向けること」です。島国である日本は歴史上何度も世界に目を向け、学び、発展してきました。戦後の復興を乗り越え豊かになった日本には、今大変多くの方が海外から訪れるようになりました。とても有難いことです。この機会にぜひ多くの海外の方とコミュニケーションしてください。こちらから行かなくても海外からどんどんやって来てくれます。毎日その何人と話していますか?私は子ども時代をパリで過ごすなどの経験がありますが、海外では旅行者と地元の方とが自然に会話しています。彼らが物的なものだけでなく、日本人との心の交流をしてくれたら日本ファンはもっと増えると信じています。
もう1つは「日本を客観的に見る目を養う」ことです。ずっと日本にいると海外との違いや変化を感じにくくなる可能性があります。宇宙飛行士が地球を宇宙から眺めて感じるように、日本を日本の外から見ることで気付くことがたくさんあると考えています。日本の立ち位置を、日本人はもっと直視すべきであり、そのうえで行動することが求められています。もちろん世界を現地で見ることは重要ですが、幸いこれは日本人が海外に行かなくとも今はあちらからたくさん来ています。だからその人たちに聴けばよいのです。これは特に感性の鋭い子どもたちにたくさん体験してほしい。だから私はこの企画を応援しています。日本人が知るべきは日本と海外を比べることではなく、日本の良いところに気付くことだと思います。日本には豊かな四季の恵みや多くの自然があり、素晴らしい文化があります。そして何より美しい日本人の心があります。世界との共栄を日本から伝えていきたいものです。
実行委員会について
Hello! おもてなしジュニアプロジェクト実行委員会の事務局は「公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会」内にございます。
会長 | 溝畑 宏(公益財団法人 大阪観光局 理事長) |
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実行委員長 | 中井政嗣(NPO法人関西演芸推進協議会 専務理事、千房株式会社 会長) |
事務局長 | 吉田健一(公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会 代表理事) |