小・中学生対象 次世代教育プログラム
Hello! おもてなしジュニア

海外からの観光客を日本の伝統文化で
小・中学生がおもてなしをする
観光型の国際交流プログラム

「Hello! おもてなしジュニア」 プロジェクト実行委員会

企画背景

語学を学んでいるのに、話す機会がない日本

日本では現在、小学校から英語教育がスタートし、各学校には英語ネイティブの先生が配置され、子どもたちも英語に触れる機会は昔に比べると増えました。ただ、現時点でも、学校教育だけで英語を話せるようになる環境があるとは言えません。英語を話す(アウトプットする)機会がほぼないからです。

日本人が英会話が苦手なのは、外国人との直接的なコミュニケーションが絶対的に不足しているからではないでしょうか。
外国人と触れ合う機会も少ないのに、声をかけることだってなかなか難しいことだと思います。

そこで、この企画では、日本の小中学生が

  1. ①日本のことを知りたいと思っている旅行者の人たちに「ハロー!」と声をかけて、
  2. ②日本の文化を、身振り手振りを交えて外国人旅行者に教えてあげる先生として「おもてなし」を行い、直接的なコミュニケーションをとることにしました。

観光庁のデータによると、訪日観光客の関心は「日本文化体験」に高い割合があるため、この企画は外国人のニーズにも合致していると考えられ、観光客の皆さんにも喜んでもらえると考えています。

「Hello! おもてなしジュニア」
プロジェクトの実施の目的

  • 外国人観光客に折り紙や踊りで日本文化を教えてあげながら「おもてなし」をして喜んでもらおう!
  • 日本の子どもたちが、日本文化の大使として外国人観光客に自分からコミュニケーションを図ろう!

実施した様子の
ダイジェスト映像

「Hello! おもてなしジュニア」プロジェクト紹介映像

テレビ大阪
「やさしいニュース」

9/12放送で取り上げて頂きました!

「Hello! おもてなしジュニア」プロジェクト紹介映像

「Hello! おもてなしジュニア」の当日の様子(2024年8月21日)

研 修

おもてなし研修

おもてなし研修

大阪の歴史

大阪の歴史

折り紙の折り方

折り紙の折り方

踊りダンスの踊り方

踊りダンスの踊り方

おもてなし大使に任命

おもてなし大使に任命

本番スタート!

折り紙の説明と実践

折り紙をうちわに貼り付ける(踊りの道具)

折り紙の説明と実践

折り紙の説明と実践

折り紙の説明と実践

みんなで一緒に踊る/記念撮影

折り紙の説明と実践

折り紙の説明と実践

折り紙の説明と実践

「Hello! おもてなしジュニア」
参加者の感想

海外からの観光客

  • 今日はとても楽しかった!こどもたちが先生をしてくれて最高だった!
  • 折り紙がとても楽しかった。
  • 日本の子どもたちとの交流で、自分の子どもも喜んでいた。
    とても良い機会だった。
  • 家族連れには最高のイベントだった。
  • 次回の訪日の際にもまた参加したい!

参加した日本の小中学生

  • もっとコミュニケーションを楽しみたいから英語をやりたいと心から思った。
  • 海外の人に声をかけてもらってうれしかった。
  • 3か国くらいの人と折り紙をした。面白かった!
  • 盆踊りを教えてあげられて楽しかった
  • またやりたい!

参加児童生徒の保護者

  • 思っていたより、こどもたちが積極的で驚いた。
  • 子どもたちがとても楽しんでいた。
  • 親子ともども、英語を勉強しないといけないと思った。
  • 子どもがおもてなしをしているので、海外の方も皆さんやさしく接してくれてよかった。
  • すごく良い機会!直接海外の人と会って話をするなんて普段全然ないからすごく良い。

実行委員会について

会長挨拶

Hello! おもてなしジュニアプロジェクト実行委員会 会長 溝畑 宏

Hello! おもてなしジュニア
プロジェクト実行委員会
会長 溝畑 宏
(公益財団法人 大阪観光局 理事長)

Hello! おもてなしジュニアに寄せて

私はこの取り組みを通じて2つのことを皆様に感じてもらいたい、そして行動してほしいと願っています。

ひとつは「世界に目を向けること」です。島国である日本は歴史上何度も世界に目を向け、学び、発展してきました。戦後の復興を乗り越え豊かになった日本には、今大変多くの方が海外から訪れるようになりました。とても有難いことです。この機会にぜひ多くの海外の方とコミュニケーションしてください。こちらから行かなくても海外からどんどんやって来てくれます。毎日その何人と話していますか?私は子ども時代をパリで過ごすなどの経験がありますが、海外では旅行者と地元の方とが自然に会話しています。彼らが物的なものだけでなく、日本人との心の交流をしてくれたら日本ファンはもっと増えると信じています。

もう1つは「日本を客観的に見る目を養う」ことです。ずっと日本にいると海外との違いや変化を感じにくくなる可能性があります。宇宙飛行士が地球を宇宙から眺めて感じるように、日本を日本の外から見ることで気付くことがたくさんあると考えています。日本の立ち位置を、日本人はもっと直視すべきであり、そのうえで行動することが求められています。もちろん世界を現地で見ることは重要ですが、幸いこれは日本人が海外に行かなくとも今はあちらからたくさん来ています。だからその人たちに聴けばよいのです。これは特に感性の鋭い子どもたちにたくさん体験してほしい。だから私はこの企画を応援しています。日本人が知るべきは日本と海外を比べることではなく、日本の良いところに気付くことだと思います。日本には豊かな四季の恵みや多くの自然があり、素晴らしい文化があります。そして何より美しい日本人の心があります。世界との共栄を日本から伝えていきたいものです。

実行委員会について

会長 溝畑 宏(公益財団法人 大阪観光局 理事長)
実行委員長 中井政嗣(NPO法人関西演芸推進協議会 専務理事、千房株式会社 会長)
事務局長 吉田健一(公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会 代表理事)

Hello! おもてなしジュニアプロジェクト実行委員会の事務局は
「公益社団法人日本ストリートダンススタジオ協会」内にございます。